はい、というわけで初めての記事です。 れしお(@ratiofund) です。
なんだか乱暴なタイトルになってしまった(笑
幼少期、家が貧乏だったこともあり小遣いもなく、欲しい物もロクに買ってもらなえなかったおじさんの昔話です。
この記事では
特殊な技術の無い子供でも、お金稼ぎができる
人にもらうお金ではなく、自分でお金を稼ぐこと
の二点について書いてみます。
何かの参考に、あるいは単純に楽しんでもらえれば嬉しいなーと思います!
タップできる目次
お金がない子供時代…稼ぐしかないじゃん!
YouTubeやブログ、ヤフオクやメルカリ、スマホ経由でやれるようになった各種投資。
今や個人で気軽にやれるビジネスモデルは驚くほど増えてますよね。
ですがおじさんが子供の頃(平成初期)そういったネット媒体のビジネスはほとんど無く、子供が一人でお金を稼ぐのは非常に難しかったように思います。
実際、我が家が裕福であれば『お金稼ぎ』という発想にすら至らなかったでしょう。
そんな中、若きおじさんが唯一の収入源であったお年玉(年間二万円ほど。しかも8割ほどが親に奪われる)を元手に、自分の資産をやりくりしていったお話です。
子供のお金稼ぎ、序章。お金を稼ぐ理由
多分小学4年生くらいの頃。
今や有名なあのポケットモンスター赤緑が、任天堂から発売されました。
最初はそれほど人気がありませんでしたが、ジワジワと口コミで面白さが広まり、クラスの子供のほとんどがポケモンを持っているという状態に。
おじさんはもちろん、持っていません(ポケモンどころか、ゲームボーイすら)
我が家の収入は母のオシャレな服や、父のパチンコ代に消えていくのですから!
悲しいかな、周囲の遊びがポケモン一色になっていくのを止めることは出来ませんでした。
サッカーに誘っても「ポケモンのが面白いよ!」
ドッヂボールに誘っても「うちでポケモンやろ!」
この状態は半年以上続き、非常に悔しい思いをしていました。
お金がないおじさんは、なんとかしてポケモンをやりたい!と思ったのです。
子供のお金稼ぎ、二章。転売を知る
そんな折、ポケモンの関連商品としてポケモンカードというトレーディングカードゲームが発売されました。これも当然、子供たちの間で大流行しました。
もちろん買えなかったおじさんは見ているだけなのですが、友達がカードのレアリティや戦略的重要性について熱く語っているのを見て
と思い、行動を開始することにしました。
具体的に何をやったかというと、非常にシンプルで
このように事前にカードの販売単価をリサーチし、他の子供と交渉。
それよりも安い値段でカードを仕入れました。
そう、シングルカードの転売です(当時はあんまり転売って文化がなかったですね)
人によって使いたいカードが異なる、トレーディングカードゲームの仕組みを利用しました。
人に提供できる技術やサービスを持っていなかったおじさんにとって、お金稼ぎの最も簡単な手段であったと言えます。
それから数か月に渡ってカードの友人間転売を続け(お正月を経由したことによる経済効果もあり)荒稼ぎしたおじさんは、実に2万円近いお金を稼ぎだしていました。
その過程でポケモンとゲームボーイを買いに走ったのは、言うまでもありません(笑
自分と周囲の状況を把握し、行動に移すことで利益を得ることができる
褒められる行為ではないかもしれないけど、売買してくれた友人はみんな納得した上での取引だったからね
子供のお金稼ぎ、三章。チケット販売

時は流れ、中学生になったおじさんはもっとお金を欲するようになっていきます。
この時代はプレイステーションやセガサターン、ニンテンドー64等。
人気ハードを中心に、お金のかかる家庭用ゲーム機が大ブレイクしていたからです。
お金のないおじさんはウィンドウショッピングが大好きで、買う気がない商品を見るために色んな店を回るのが趣味の一つでした。
そんな時に業務用スーパーで発見したのが、5枚入り300円の安っぽいピザ。
ピザは外で食べると割と高いので、原価の割に稼げるのでは。と思いました。
なんとかこれを利益に出来ないかなーと企画を練ります。
考えた末、おじさんは同じ貧乏仲間の親友。イケメンのヒロに協力を仰ぐことにしたのです。
その企画とは
- ヒロの家でピザパーティを開催する
- まず最初に、ヒロを好きな女子を中心に女の子を数人勧誘
- そしてあまり女子に縁がない男子数人に声をかける
- 会費は女子1500円、男子2000円の食べ飲み放題
といったもの
計画はそこそこの成功でした!
ドリンクは粉タイプのポカリスエットを薄めにしたもの。
麦茶や粉コーヒーなど、原価の低い物を中心に
ピザを人数分焼いていくのは時間がかかる為、合間にゲーム大会等をします。
1kg500円の冷凍フライドポテトも付け合わせに用意し、食べ盛りの中学生男子はピザ待ちの間にポテトと水分で腹を膨らませていきました。
女子はそもそもあまり食べないので、会費以上にコストがかかることもありません。
結果として、原価以上にそこそこ稼げるビジネスモデルになったのです!
おじさんは食事の用意で遊んでる暇はそこまでありませんでしたが、ヒロや集めた友人達は普段交流のないメンバーでの交遊に、満足してくれているように見えました。
(ヒロのお母さんは毎回一緒に手伝ってくれて、本当に感謝しかありません)
ピザパーティの開催で、おじさんは1回3000円前後の利益
ヒロに場所代として売り上げから1000円支払い
ヒロを好きな女子はもちろん幸せで、それ以外の参加者にも好評
人を変え、時期を変え、このパーティは定期開催されることになります
子供のお金稼ぎ、終章。再利用
こうして定期的なピザパーティで稼げるようになったおじさんは、ゲームソフトを無理なく買えるようになりました。
しかし、誰しも経験があると思いますがクリアしてしまったゲームって、扱いに困りますよね?
これは読み終えた本や、飽きてしまった洋服等にも言い換えることができます。
勿論、今の時代であればメルカリやヤフオクで現金化するのがいいでしょう。
ですが、おじさんの中学生時代では小売店に中古買取を依頼するのが普通で、それには保護者の承諾が必要でした。
これを頼むわけにはいきませんでした。小遣いをもらっているわけではないおじさんが、なぜそんなに大量のゲームソフトを所持しているのか。という話になるからです。
そこで、もはや得意技になりつつある「友人への販売」をすることにしました。
自作のチラシを作り、学校で配り
手持ちのゲームに値札とレビュー(こんな人にオススメ、このシステムが面白い!)
購入特典にポイントカードのシステムを組み込んだのです。
学年の男子中でもゲームが上手い、と評判だったおじさんのレビューは好評で
我が家には週末にクラスメイト達が集まり、自分に合ったゲームを買ってくれるようになったのです。
小売店の中古品を買うよりも安く、安心のレビューもあり
ポイントカードによるリピーター有利の仕組みも良かった
そんなに稼いでどうしたかったの?
子供のお金稼ぎ集大成。自作PC販売

こうして小学生高学年からお金を稼ぎ続けたおじさん。
中学三年生になる頃には、毎年のお年玉込みで20万円前後貯めることができました。
(親にバレると没収必至なので、当時愛読してた月間少年ガンガンに挟んでいた)
そしてこの頃になってくると、おじさんもそこそこのお年頃。
友達がPCでやっていた「Air」というゲームがやりたくて、PCが欲しくなります。
我が家にもPCはあったけど、ボロいスペックでインストールすらままなりません。
なんとかして新PCを手に入れたくなったおじさんは、インターネットやガジェット、PCが大好きな叔父に安く手に入れる方法はないかと聞いてみました。
なんだ、そんなことか。
自作PCを作ればいい。簡単だから教えてあげよう
叔父の鶴の一声で作り始めた自作PC。
それは驚くほど簡単で、中学生のおじさんでも作れるものでした。
パーツを買ってきて組み上げて、BIOSの設定をする。
そんな簡単な作業でWindowsが動いた時の感動は今でも覚えています。
そしてそれは、既製品を買うのと比べると驚くほど安価でした。
当時はネット上や専門店のBTOパソコン等はメジャーではなく、家電量販店で買う「いらないソフトが大量に入った高いパソコン」が、一般人にとってのパソコンでした。
ここでいつもの商売根性がうずきだします。
今までの商品と比べて、非常に大きい利益を上げられるマーケットだと思いました。
自作と既製品で5万~10万は値段に開きがあったため、客単価が非常に高く取れると踏んだためです。
インターネット黎明期であった当時、パソコンはこれから一家に一台!という風潮があったのも、後押し要因であったように感じます。
思い立ったが吉日、今までの経験から素早く行動に移したおじさんは
- 友人の両親や、親戚伝いに営業をかけました
自分なら、家電量販店よりも安くPCを作れるよ!と - 1台辺り3万円の作業料で、要望のソフトを入れた、要望のスペックで組みます。
- PCに満足して、知り合いの大人のお客さんを紹介してくれたら人数×1万円お支払いします。満足しなかったら3万円お返しします。
こういったマーケティングで、多くの大人に自作PCを販売しました
結果は大成功!
詳しい顧客数は覚えていないのですが、中学を卒業するまでの1年間で貯金は70万円を超えていました。その間のクレームによる3万円返金は0件です。
PCに詳しくない、そもそも持ってない人の依頼ばかりでしたから当然ですね。
反面、一人の紹介で1万円のキャッシュバックは大きかったのでしょう。
「会社の人に声をかけてあげるよ」と言ってくれた大人も多く、納品もその人にする形で良かったので本当にありがたかったです。
そもそもこの活動を、専門学校へ行く資金貯めと公言していたのが良かったのかも。
こうして中学校在学中に、70万円ほど稼いだおじさんですが
高校に入ってからは自作PCの依頼が徐々になくなり、自力でお金を稼ぐ機会がグッと減りました。
バイトを出来るようになったのと、ネットゲームFF11との出逢いが大きいでしょう。
高校生になってすぐに鬼のようにバイトをするようになります。
専門学校の資金も貯まった高2の夏にはFF11にどっぷりハマり、廃人生活を送るようになっていくのです。
その辺のお話も、またどこかの記事で。それではごきげんよう!
子供でも出来るお金稼ぎ。まとめ
子供でも出来るお金稼ぎと称し、おじさんの体験談を語ってみました。
自分でお金を稼げるビジョンは浮かびましたか?
今ならやはり、メルカリで転売をしてみたり、ココナラでなんらかのスキルを提供してお金を稼ぐのがいいでしょう。どちらも無料で会員登録できるのでオススメ。
お金を稼ぎたい子供達、すぐに行動を始めましょう♪
- アイデアは実行することに意味がある、失敗を恐れずチャレンジしてみよう!(失敗も資産)
- 自分と周囲の状況を把握すれば、活路があることは多い。出来る事からやってみよう!
- 利益を最大限出すには自分と他者、双方の利益を追求することが大切。Win-Win
自分でお金を稼いだことがある、という経験が脱サラへの強い原動力になったのかもしれないね。
プロフィールからも、そんなお話の一端が観られるよ!
興味がある人は、読んでみてね
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